【顔面麻痺】


 顔面神経麻痺は鍼灸治療の効果の出易い疾患です。
顔面神経麻痺は中医学では、顔面の経絡が主に邪によって阻まれ、硬直した状態と考えます。
発病後、半年以上経 ちますと、単に顔面の経絡に邪が留まっているだけでなく、
経絡に血の滞りが発生します。病が深くなりますと、神経の再生が始まり、
後遺症を固定化するので症状の改善 は可能ですが完治は難しくなります。
 後遺症を残さないために出きるだけ早めに治療することが必要です。


<治療方法>
 針を打って経絡に留まっている発病の原因である邪を取り除いていきます。
発病初期は邪を取り除くことが主ですので、毎回症状の改善がみられます。
顔面麻痺は日本で は、病院での治療が一般的ですが、鍼灸治療と併用することで
後遺症を残さずにすみます。

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